学会参加後の夕方、我々のグループでアメリカ歯科会の重鎮を何人かお呼びして簡単な講演をしていただきました。

学会は朝8:00には始まり、勉強から解放されたのは夜7:00前でした。

毎回参加される先生たちを見て、ほんとタフやな〜っと思います。
ところで今、日本の歯科会ではハイドロキシアパタイト(HA)でコーティングされたインプラント体が急速に普及してきております。
しかしこの現象は日本と韓国だけに起こっている奇異な状況で、なぜ欧米ではこのタイプのインプラントが普及しないのか疑問に思っていました。
そこで著名な先生方にこのことについて質問したところ、明確な答えをいただきました。
結局インプラント体の表面のHAは絶対に将来体内に吸収されるんだそうです。その時に放出される高濃度のカルシュウムが原因で感染をおこす可能性があるそうです。
インプラント埋入から5〜7年位経過した後にこの感染が起こる可能性がありインプラント体自体を失うかもしれません。
またこのタイプのインプラント体に関する長期的な予後を論じた論文も非常に少ないんです。
つまり人間に使用しても安全だという科学的な根拠に乏しいわけです。これでは患者さんに安心して使用できません。
やはり科学的なデータをたくさん持った患者さんの将来を考えているメーカーのインプラント体を使用したいもんです。
ちなみに私が使用しているインプラント体は
BioMet 3iというメーカーのもので科学的に安全だという多くのデータを論文にしていますから、安心して患者さんに使用できます。
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